パノラマ ライブカメラ
一般個人が運用しているライブカメラはパソコン用USBカメラを使ったものがほとんどです。低コストで通常それで問題ありません。
しかし一般的なUSBカメラはビデオチャットなどを一番の用途にしていて、余計なモノ(室内の様子など)が写らない程度の視野のものがほとんど。「空模様」といった広い範囲を対象にしたライブカメラにはこの手のカメラでは物足りません。
ケータイ向けの広角アダプタや魚眼アダプタをためしてみましたがUSBカメラはレンズが奥の方にある構造の関係で旨く機能しません。
そこで広角レンズはあきらめて凸面鏡を利用を利用してみることにしました。

こんな感じです。

金属格子は100円ショップのダイソーで200円。鏡は
ポリカーボネイト製で1000円程度。
この方法にはいくつか問題がある
●写った映像が左右逆になる
USBカメラ・ドライバーの設定に映像の左右を反転させる項目がある場合、それを有効にすれば解消される。
しかしこの項目が無いカメラの場合、別の手段を考えなければならない。
●横方向に圧縮された映像になる
表示する際に横に伸ばす(縦に縮める)処理をすれば解消される。ホームページに組み込むWebカメラとして使うのならHTMLのIMGタグでWidthを実際より大きく、Heightを実際より小さく指定するだけでよい。
●鏡面にカメラが映るため映像にもカメラが入る
カメラの設置位置を下の方にして、見上げるような角度で設定するとカメラ自身が写り込むのを防ぐことができる
●映像の上下で歪みが異なる
上記のようにカメラを下に置いて見上げる角度で設定すると映像の上と下とで歪み方が異なり、しかも大きく歪むので補正が難しい。
横方向の圧縮
横方向に圧縮された映像を見てみよう。
下の写真は左はパノラマ撮影装置、右は通常のカメラでほぼ同時に撮影したもの。
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上の2枚の写真は一見すると同じ空には見えない。
しかし右の写真を横方向に圧縮すると左の写真の赤枠内と同じだと分かる |
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つまり、左の写真を横方向に思いっきり引っ張るといい感じのパノラマ写真に化ける。
上下で異なる歪み
このパノラマ撮影装置で撮影した画像には静止画では分かりにくい独特の歪みがある。
下の2枚の同じ空を同じタイミングで撮影したものだが、動画にすると歪み具合がよく分かる。

通常、これほど歪みがあったのではチョット使用に耐えない。しかし「空模様」という漠然としたものの、しかも、あくまで静止画でとして使うのならあまり気にする必要はないだろう。

しかも横方向に伸張してパノラマ風にすると違和感が弱まってしまうので案外気にならない。
この装置を利用したライブカメラはここをクリック。
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2009.01.03